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社員の運動不足、まずはここから!“今日から始める”簡単3ステップ

テレワークやデスクワークの増加で、社員の運動不足が深刻な企業課題となっています。

本記事では、健康経営の観点から注目される「運動習慣づくり」の重要性を解説し、誰もが取り組みやすい今日から始められる3ステップを紹介します。

目次[非表示]

  1. 1.なぜ今「運動不足解消」が企業に求められているのか
    1. 1.1.“座りっぱなし”勤務と健康リスクの関係
    2. 1.2.運動不足がもたらすプレゼンティーイズム
    3. 1.3.健康経営・人的資本経営の流れと運動の重要性
  2. 2.まずは何から始める?誰もが始めやすい“最初の一歩”とは
    1. 2.1.「運動=きつい」という思い込みの払拭
    2. 2.2.日常の“ながら動作”から始めるアプローチ
    3. 2.3.成果ではなく“やってみた”を評価する文化づくり
  3. 3.社員が続けたくなる!運動習慣づくり3ステップ
    1. 3.1.【ステップ1】まずは歩く:1日1000歩増やす工夫
    2. 3.2.【ステップ2】座りすぎ対策:ストレッチ&スタンディング導入
    3. 3.3.【ステップ3】チームで取り組む:イベント形式で楽しく継続
  4. 4.職場でできる運動促進アイデアと環境づくり
    1. 4.1.社内でできる“1分体操”や“歩く会議”の推進
    2. 4.2.スタンディングデスクや立ち話スペースの設置
    3. 4.3.業務中に運動できる“インターバル習慣”の設計
  5. 5.継続を支える仕組みとモチベーション設計
    1. 5.1.WellWaを活用した歩数記録とチームランキング
    2. 5.2.健康アプリのスタンプ・ポイント制度で楽しく続ける
    3. 5.3.健康行動に対する社内表彰・福利厚生連動の仕掛け
  6. 6.まとめ:小さな運動が、大きな組織変化を生む
    1. 6.1.運動は“健康”以上の価値を組織にもたらす
    2. 6.2.今日からできる最初の一歩を“推奨”から“文化”に変えよう

なぜ今「運動不足解消」が企業に求められているのか

“座りっぱなし”勤務と健康リスクの関係

テレワークやデスクワークの常態化により、多くの社員が1日8時間以上“座りっぱなし”の生活を送っています。

この「座りすぎ」は、肥満・高血圧・糖尿病・心血管疾患など生活習慣病のリスクを高めるとされており、“静かなる健康リスク”とも言われています。

さらに近年の研究では、たとえ週に数回の運動を行っていたとしても、「日常の歩行・軽度の活動が少ない」ことが健康状態に大きな悪影響を及ぼすことがわかってきました。大切なのは運動の強度ではありません。 “運動していない時間”の長さが問題なのです。

運動不足がもたらすプレゼンティーイズム

身体を動かさないことで引き起こされるのは、単なる体調不良だけではありません。

  • 疲れやすい
  • 集中力が続かない
  • モチベーションが下がる

こうした「なんとなく不調」の状態=プレゼンティーイズム(出勤していても能力を発揮できない状態)が、企業の生産性に見えない損失を与えています。

慢性的な運動不足は、社員のQOL(生活の質)の低下につながるため、、経営課題としての“健康投資”が、喫緊の課題となっています。

健康経営・人的資本経営の流れと運動の重要性

人的資本開示が義務化される中で、「従業員の健康管理」や「生産性の可視化」は、企業の社会的責任としても注目されています。

中でも“運動”は、低コストかつ効果がわかりやすい健康アプローチとして、健康経営・人的資本経営の両面から評価されています。

特に歩数や運動時間は数値化・可視化しやすく、PDCAにも落とし込みやすいため、「はじめの一歩」として最適な施策です。

まずは何から始める?誰もが始めやすい“最初の一歩”とは

「運動=きつい」という思い込みの払拭

多くの人が「運動=きつい」「時間がない」「スポーツジムに通うのは面倒」と考えがちです。

しかし、運動は“汗をかくレベルの激しい活動”である必要はありません。

厚生労働省も、“座り時間を減らすだけ”でも健康効果があるとしており、ウォーキングやストレッチといった軽度な活動を行うだけで十分です。

大切なのは、健康施策を“最初の一歩”を踏み出せる設計にすることです。

日常の“ながら動作”から始めるアプローチ

  • エレベーターではなく階段を使う
  • 歯磨きをしながら片足立ちをする
  • 通話中に立って歩く
  • コピーやお茶くみのついでに肩を回す

このように、「ながら」でできる動作を提案することで、心理的ハードルを下げつつ、運動習慣を生活に取り込むことが可能です。

社内報やSlackで「今月のながら運動チャレンジ」などを設けると、より参加しやすくなります。

成果ではなく“やってみた”を評価する文化づくり

「どれだけ歩いたか」「どれだけ痩せたか」ではなく、 「昨日より500歩増えた」「1日1回ストレッチをした」といった小さな実行をポジティブに評価する文化が、継続を後押しします。

社内で“行動そのもの”を称えるメッセージや、健康ポイント制度などのインセンティブを活用すれば、さらに参加率が高まります。

社員が続けたくなる!運動習慣づくり3ステップ

【ステップ1】まずは歩く:1日1000歩増やす工夫

運動不足解消の第一歩は「歩数アップ」です。特に1日1000歩増やすだけで、生活習慣病のリスクが下がるという研究結果もあります。

  • エレベーターより階段
  • 昼休みに散歩
  • 会議室間の移動を歩数にカウント

など、“無理なく自然に”歩ける導線を職場に設計していくことがポイントです。

【ステップ2】座りすぎ対策:ストレッチ&スタンディング導入

1時間に1回立つだけでも、血流改善や集中力向上の効果が期待できます。

  • デスク脇でできるストレッチ
  • スタンディングデスクの導入
  • タイマーやリマインダーによる“立つきっかけ”の提供

など、“座りっぱなし防止”を仕組みで支援する工夫が必要です。

【ステップ3】チームで取り組む:イベント形式で楽しく継続

個人任せではなく、チーム対抗のウォーキングイベントや、部署間での歩数バトルなど、“楽しさ”と“つながり”を感じられる工夫が継続率を高めます。

WellWaのようなアプリを活用すれば、スタンプやポイントでゲーム感覚の要素も取り入れられ、運動が“楽しい習慣”へと進化します。

職場でできる運動促進アイデアと環境づくり

社内でできる“1分体操”や“歩く会議”の推進

短時間でも効果があるのが“1分間の軽運動”です。朝礼やミーティング前のラジオ体操や肩回し運動をルール化する企業も増えています。

また「歩く会議」など、業務と運動を融合した新しい働き方も注目されています。

スタンディングデスクや立ち話スペースの設置

オフィス環境からのアプローチとして、

  • 高さ調整が可能なデスク
  • 立ったまま話せる共有スペース
  • 「立って考える」文化の浸透

といった、自然に立つ時間を増やす仕掛けが効果的です。

業務中に運動できる“インターバル習慣”の設計

1時間に1回、2〜3分の簡単なストレッチや足踏みをルール化することで、“ながら運動”が定着しやすくなります。

アプリ通知や社内チャットでのリマインドも有効です。

継続を支える仕組みとモチベーション設計

WellWaを活用した歩数記録とチームランキング

WellWaでは歩数を自動記録し、部署別ランキングやスタンプ制で、“健康行動が可視化される”文化をつくることが可能です。仲間と競い合いながら歩数アップを目指すこともできます。

健康アプリのスタンプ・ポイント制度で楽しく続ける

アプリ内での健康ミッション達成によりスタンプが貯まり、福利厚生と連動したポイントに変換できる設計は、行動継続の強力な動機づけになります。

健康行動に対する社内表彰・福利厚生連動の仕掛け

  • 健康習慣表彰
  • 歩数チャンピオンの月間報奨
  • 健康ポイントと社食・カフェ・ECと連動

といった“健康が得になる”設計があることで、運動が自然と習慣化されていきます。

まとめ:小さな運動が、大きな組織変化を生む

運動は“健康”以上の価値を組織にもたらす

「歩く・立つ・動く」このシンプルな行動が、健康増進のみながらず、社員の集中力・生産性・チーム力・エンゲージメント向上といった“人材価値の底上げ”につながります。

今日からできる最初の一歩を“推奨”から“文化”に変えよう

運動を「やらせるもの」ではなく「続けたくなるもの」へ。

運動を個人任せにするのではなく、組織の文化として根付かせる仕掛けを生み出すことが、企業が取り組むべき次の健康経営のあり方です。


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